アメリカの現状
FX(外国為替証拠金取引または外国為替保証金取引)取引では、いろいろな通貨を売買しますが、その中でも、世界の基軸通貨である米ドルを発行するアメリカ市場は最も注目されています。
アメリカ市場の現状はどうなのでしょうか。
アメリカでは、2008年9月に、世界経済を震撼させた「リーマンショック」と呼ばれる、1850年創業で、アメリカでも第4位という規模の証券会社であり、投資銀行でもあったリーマン・ブラザーズが破綻するという大きな出来事がありました。
このリーマン・ショックは、アメリカ経済に大きな影を落とし、アメリカだけでなく、世界中の国々で政策金利の引き下げが続いています。
アメリカでは、リーマンショックの前に、サブプライムローン問題などもあり、経済状況が不安定で、米ドルの政策金利は下落を続け、現在も不安定な状況が続いています。
また、アメリカは、多数の国が輸出入の相手国であり、アメリカの景気が全世界に影響するといっても過言ではありませんから、アメリカの景気回復を熱望する国や投資家はとても多いといわれています。
日本の内閣府政策統括官室発表の「世界経済の潮流2009年Ⅰ」によれば、アメリカの景気後退は深刻化しており、金融危機も長期化すると予測されています。
特に、サブプライムローン問題以降、アメリカ国内における住宅供給事業が全体的に停滞し、内需の拡大の大きな足かせになっていることから、当面、アメリカ経済やアメリカ市場の現状はまだまだ厳しいといえそうです。